Yagishita's Web site Flowers & Walking
PART1
 
              
 
花を訪ねる                        
 
 
 
花の寺ウォーキング
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

秋の花 1999年9月

初秋の鎌倉の寺の庭を彩るのは、ハギとヒガンバナです。萩の寺として有名な宝戒寺では、シロバナハギとシロバナマンジュシャゲが咲き競い、境内は白花で統一されています。海蔵寺、浄智寺、浄光明寺のハギも見応えがあります。ヒガンバナはどの寺でも咲いていますが、英勝寺と曼陀羅堂跡の赤い花はぜひ見たいものです。彼岸の頃に咲くヒガンバナですが、この年の開花が遅く、訪ねた曼陀羅堂跡ではまだ咲いていませんでした。

ウォーキングコース
  北鎌倉駅 東慶寺 浄智寺 海蔵寺 淨光明寺
  英勝寺 宝戒寺 大巧寺 曼陀羅堂跡 鎌倉駅

東慶寺

松ヶ岡東慶寺は、臨済宗円覚寺派に属する寺です。北条時宗夫人覚山尼が時宗の菩提を弔うため、1285年(弘安8年)に開山した寺で、明治に至るまで尼寺でした。1903年(明治35年)ときの円覚寺管長釈宗演禅師によって男僧寺に変わりました。鎌倉の代表的な花の寺で、境内には60種類を越える花が植えられており、四季を通していろいろな花を見ることができます。秋に咲く主な花は、ヒガンバナ・ハギ・キンモクセイ・シオン・シュウメイギク・ジュウガツザクラです。

     
 
ハギ   ホトトギス
 
シロバナマンジュシャゲ   トレニア
     

浄智寺

金宝山浄智寺は、臨済宗円覚寺派に属する寺です。北条宗政夫人が一族の助けをえて、1281年(弘安4年)頃に起こした寺で、亡夫と幼少の師時を開基にしています。庭の白雲木が、5月に美しい花を咲かせます。参道右横の大木タチヒガン(さくら)は、神奈川県指定百選の一つになっています。また、仏殿横のコウヤマキは、鎌倉一の巨木で、鐘楼前のビャクシンとともに鎌倉市指定文化財です。秋に咲く主な花は、ハギ・シュウメイギク・コスモス・紅葉です。

     
 
シオン   クレオメ
 
シュウカイドウ   ハギとススキ
 
キンミズヒキ   ミズヒキ
     

海蔵寺

扇谷山海蔵寺は、臨済宗建長寺派の寺院です。鎌倉時代に七堂伽藍が焼失した後、1394年(応永元年)に鎌倉公方足利氏満の命により、上杉氏定が心昭空外を招いて再建しました。薬師堂は1776年(安永5年)に浄智寺から移したもので、薬師像の顔を胎内に納めた薬師如来像(別名啼薬師)が祀られています。簡素な境内には四季折々の花が咲き、いつ訪れても見ることができます。秋に咲く主な花は、ヒガンバナ・ハギ・キンモクセイ・シオン・シュウメイギク・ホトトギス・紅葉です。

     
 
ハギ   キキョウ
 
シオン   ミズヒキ
     

浄光明寺

泉谷山浄光明寺は、京都の真言宗泉桶寺派に属する寺です。真阿和尚を開山、鎌倉幕府六代執権の北条長時を開基として1251年(建長3年)に創建されました。この寺では、秋の萩と冬の水仙がみごたえのある花です。秋に咲く主な花は、ハギ・紅葉です。

     
 
ハギ   ヒガンバナ
     

英勝寺

東光山英勝寺は、浄土宗の寺院です。鎌倉唯一の尼寺で、寺域は太田道灌の旧邸です。太田康資の娘で徳川家康の側に仕えたお勝の局(後の英勝院)が、1636年(寛永13年)に完成しました。住職は代々水戸家の娘を迎えてきたそうです。こじんまりした境内では、四季折々の花を楽しむことができます。秋に咲く主な花は、ヒガンバナ・ハギです。

 
ヒガンバナ
 
キバナコスモス   ミズヒキ
     

宝戒寺

金龍山釈満院円頓宝戒寺は、天台宗の寺院です。新田義貞の鎌倉攻めによって北条一族の怨霊をしずめるために、後醍醐天皇の勅命により足利尊氏が開基、天台宗五代座主の慈威和上が開山となって、1335年(建武2年)に創建されました。「萩の寺」として知られており、ここの萩は、全て白萩す。同じ頃白花曼珠沙華の花も咲き、秋の境内は白い花が咲き競う他では見られない美しさです。秋に咲く主な花は、ヒガンバナ・ハギ・ハナトラノオ・ホトトギスです。

     
 
ハギ   ハギ
 
シロバナマンジュシャゲ   ハナトラノオ
     

大巧寺

長慶山大巧寺は、日蓮宗系の単立寺院です。開山は日澄で、本尊は産女霊神です。大巧寺五世の日棟上人が産婦の幽魂を鎮めたところから、「おめんまさま」といい、安産のお守りをだしています。境内に植えられている花の種類が非常に多く、四季を通していろいろな花を観賞できます。秋に咲く主な花は、タマスダレ・オミナエシ・オトコエシ・ハギ・ムラサキシキブ・ヒガンバナ・シュウメイギクです。

     
 
オトコエシ   タマスダレ
 
キンミズヒキ   シロバナマンジュシャゲ
     

曼陀羅堂跡

曼陀羅堂跡は、名越切通しの周辺にあり、昔から俗にこのように呼ばれていました。72穴のやぐら群と数多くの五輪塔がありますが、歴史的な資料は全くありません。今は、妙行寺と称する道場になっています。境内の一部4,000平方mには、四季折々に種々の花が咲いています。特にアジサイとヒガンバナが有名です。秋に咲く主な花は、コスモス・ヒガンバナ・ハギ・コギクです。

     
 
ハギ   シュウカイドウ
     

 
 
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